「騎士団長殺し」一気呵成に読んだ by らむね的通販生活

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2017年02月27日

「騎士団長殺し」一気呵成に読んだ

 

一気に読了。

村上春樹についてはハルキストではなく、作品ごとに是々非々です。3つのタイプがあって

●Aタイプ
あまりに面白くて一気呵成に読む。

●Bタイプ
あまりにつまらなくて、さすがに次のページにはおもしろいことがあるんだろうと、一気呵成に読む。

●Cタイプ
合わない。読むのをやめる。

騎士団長は、まさにAタイプ。
次に何が起きるのだろう?と、一日で読み切った。

村上春樹の魅力は、父性の欠如だと思う。
いつまでも子供っぽい、息子から父なるものへの視点。
熟成しない、半ナマな感じ。
これが、世界に熱狂的に受け入れられているんだと思う。

「多崎つくる」は、父性の欠如が悪く出てしまった。
正直、本当に面白くなかった。

でも、「騎士団長」は、ファンタジーとしての父性。
「娘」というファンタジーを発見した。

座りのいい父性ではない。
非常に不安定なゲル状の父性。

でももしかしたら、娘に対する父性というのは、実際に父親であろうが、そうでなかろうが、ゲル状なのかもしれない。

そういうものを置いといても、非常にエンターテイメントとして、純粋に、次のページを捲らせる力の強さ。
ラストも好きですよ。サリンジャーの「最後の休暇の最後の日」を彷彿とさせます。

ベストセラー。
ぜひお近くの本屋さんで買ってくださいな。

そして、村上春樹といえば、作品に出てくる音楽が特徴的。

私も音楽が出てくるたびにポストイットを貼ってみた。

重複する音楽がかなりあって、何度も出てくるのが

■ばらの騎士 リヒャルト・シュトラウス
ゲオルグ・ショルティ

■弦楽四重奏曲15番 シューベルト
ウィーン・コンツェルトハウス

そもそも、騎士団長というモチーフはドン・ジョヴァンニから。

■ドン・ジョヴァンニ モーツアルト

これから少しずつ、作品に関連する音楽も楽しみたいと思います。

私、この騎士団長殺し。かなり好きです。
もう一度、ゆっくり読みたい。




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