Yahoo!チャイナモール&淘日本オープン 記者発表に行ってきました。(ザ・プリンス パークタワー東京にて6月1日)
最初にあいさつした在日中国大使程永華氏は、お昼は温家宝首相の見送りをしたばかり。たぶん中国の記者がまだ日本に残っているタイミングでの、本日の記者会見だったのでしょう。会見場には、中国語がちらほら聞こえました。

6月1日にいきなり、Yahoo!ショッピングには、Yahoo!チャイナモールが、そして淘宝网には淘日本がオープンしました。
●Yahoo!チャイナモール
淘宝网4億点のうち、5000万点を出品

●淘日本
Yahooショッピング3000万点のうち、当初は800万から1000万点を出品

それぞれ、日本と中国のECのクロスオーバーを阻んでいた4つの壁
「言語」「決済」「通関」「配送」を、淘宝网とYahooショッピングが組むことにより、一気に解決したというのが、今回の歴史的な提携です。
たとえば、私が●Yahoo!チャイナモールで買い物するとしたら、
言語の壁は、自動翻訳で中国語→日本語化されているので、かなり微妙な日本語ながら、まあ買い物するにはわかるというところまでこぎつけたということで、解決!
決済の壁は、ヤマトの代引きのみの取り扱い(クレジットカードも今後取り扱い予定だそうです)ということで、モノが来ないのに払うということがなく、解決!
通関の壁は、中国の売り主への注文が、在中国の購入代行会社からのものとして処理され、購入代行会社が通関手続きなどをやってくれて、ヤマトに引き渡すという流れなので、私は事前にヤマトさんから連絡を受けた代金(商品、国際送料、関税、消費税など)を準備しておけばよし、ということで解決!
配送の壁は、中国の売り主→中国の購入代行会社→ヤマト→私 となるので、解決!
ということで、特に買い手にとって大きな、言語、決済、配送の3つの壁が今回、完全とは言えないまでもかなり解決されました。
ただし、国際送料は、正直高い。最低でも1701円(6月2日現在)です。ただ、オープン記念で、4日深夜まで1万円以上のお買い上げで国際送料無料だそうなので、試すなら、お早めに!
売る側としては、Yahoo!ショッピングに出店していれば、追加費用なく淘宝网の1億9千万ユーザーにリーチできます。何せ、楽天が2009年の年間取扱高1.2兆円、淘宝网は3兆円を超えているという、巨大サイト。2010年もしくは11年に、単独でもebayを抜く勢い。すさまじい成長なんです。これは、Yahoo!ショッピングの楽天に対する優位性の切り札になるかもしれませんね。
ちなみに、会見で紹介のあった商品で面白かったのが、小熊花束。
そのひとつは、こんな感じでございました。機械翻訳、微妙すぎて逆にほほえましい。
会見場の外には、商品も並べてあったのですが、中国で人気の商品と、日本で人気が出そうな中国商品のパネルがありました。


一番肝心の、魅力的な商品があるのかないのかという点に関しては、Yahoo!チャイナモールを、ざっとみてほしいなと思うものは正直、今の段階では見つかりませんでした。準備中の中国茶は期待大。関心の高いファッション小物のストールを高いほうから並べると、こんな感じです。カシミアストールとか、シルク小物とか、特に日本女性に関心の高いものは、ちょっと別立てしてもいいかもしれませんね。魅力ある商品もあるのでしょうけど、5000万点から探させるのは、酷かな。
その点、淘日本のトップのほうがエッジが効いてるかも。
もうひとつ国際送料が安くなると、日本のショップにとっては、チャンスでもあり、脅威でもあるかもしれませんね。
●●●会見で気になったこと
・アリババの総帥馬雲(ジャック・マー)さん、かっこよすぎ。プレゼンすばらしかったです。

・中国女性、背が高すぎ。
・Yahoo!Japanの井上さん、ひげかっこいい。
・ナマ孫さん、やっぱりオーラが違いました。
ちなみに蛇足ですが、淘宝商城にはユニクロも出店しています。同じ商品を日本のオンラインショップと淘宝商城、こんな感じで出店しています。


1ページに盛るスタイルが、淘宝网流。このあたりの、利便性については、アマゾンスタイルについで、この淘宝网スタイルが、アジアを凌駕していくのかもしれません。