最近の厚生労働省は一体どうしてしまったのか?後期高齢者保険制度における説明不足、年金の改竄。これだけ国民をあざむくようなことをしながら、9月17日に厚生労働省より発表された『薬事法施行の一部を改正する省令案』では、郵便その他の方法による医薬品の販売等が規制強化され、インターネット通販では、大半の風邪薬や便秘薬、漢方のお薬、痔の薬、水虫薬、妊娠検査薬などが買えなくなるとのこと。
これはどういうことなのだろう?消費者保護のため?
薬剤師や薬剤師を常駐させれば売れることになったコンビニくらいしか利するところはないと思う。消費者の利便性を明らかに無視した省令案で、あきれてしまう。
私は出産後しばらく、目の前の通りにあるドラッグストアに行くことができなかった。赤ちゃんと一緒に外出できなかったし、3階の階段を上り下りすることができなかったから。ちょっとした水やお米、ちょっとしたものはすべてネットで買っていた。唯一のライフラインだったのだ。杉並在住だった私でさえそうだ。
24時間あいているコンビニでさえ行けないひとがどれだけたくさんいるのか、厚労省の人は知っているのだろうか?完全に健常者発想だ。
一人ひとりの生活がどうなっているのか。便利なコンビニであればだれでも利用できると思っているのか。駅前であれば誰でもすぐに行けると思っているのか。
たいへん悲しい発想だ。現在パブリックコメントを受け付けているが、言葉が通じるのか。無力感を感じる。
規制緩和からの揺り戻して、多くの場面で規制強化がなされようとしている。なんと金融庁は、最近ネット通販などで使われている代引き決済やコンビニ決済にも、規制を導入しようとしている。
規制自由化から、規制強化へ。そのお題目として、消費者保護を使うのは本当にやめてほしい。消費者から利便性をとりあげて、安心・安全という名の過保護でスポイルすることは、本当にやめてほしい。
というわけで、わたしもパブリックコメントに挑戦します。みなさんも、ぜひ、消費者としてどんな世界を望んでいるのか、厚生労働省に意見を送ってみてください。
メール送付先:yakujikisoku@mhlw.go.jp
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[件名] 薬事法施行規則等の一部を改正する省令案について
[宛先] 厚生労働省医薬食品局総務課
[氏名](必ずご自分の実名をご記入ください)
※法人の方は会社名と部署名を明記ください
[住所](必ずご自分の住所をご記入ください)
[職業](個人の方は“会社員”などご職業を記入ください)
[電話番号](必須です)
[FAX番号] (必須です)
[意見] 該当箇所 郵便その他の方法による医薬品の販売等
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薬局開設者又は店舗販売業者は、その薬局又は店舗以外の場所にいる者に、
郵便その他の方法による医薬品の販売又は授与(以下「郵便等販売」という。)
を行う場合、次の1〜3に掲げるところにより行わなければならない。
1 第三類医薬品以外の医薬品を販売し、又は授与しないこと。
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[意見内容] (上記箇所に、賛成です、反対です、など)
[理由] (上記意見内容の、理由を記載ください。)
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ネット通販いじめではないかということで、楽天の三木谷社長からも抗議をしたということだが、ネット通販業者いじめというだけでなく、ネット通販ユーザーいじめでもある。
どうか、厚生労働省様、本来の業務である、
社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進、並びに労働条件その他の労働者の働く環境の整備及び職業の確保を図ることを任務とする。
というのを真摯に受け止めてほしい。多少の大企業優遇はしかたないとは思うけど、過度な弱い者いじめはほんと、やめてください。お願いします。
ケンコーコムの社外取締役をつとめているから、ということもあるが、こういう消費者保護をかさにきた、事業者いじめや、自分のリスクで利便性の幅をひろげてきたネットユーザーの翼をもぐような局面が、正直、じわりじわりと増えてきた気がする。経産省の委員会にはいくつか呼んでいただいていることもあり、どうにか、保護されるだけの消費者ではない、リスクマネージメントのできる消費者として、またそのように今後消費者行政が消費者の適正な利益を守りつつ、消費者を自立できるように育てる努力をするようにシフトしてほしいと、提言し続けており、また今後もするつもりだ。経産省は、保護一辺倒から消費者の適正な利益の確保、そのための情報提供についてかなり、私から見て良い方向に動いていると思う。しかし、他の省庁の、規制緩和からの揺り戻しについては、なかなか発言の機会もないので、今後はがんがんパブリックコメントを利用していきたいと思う。
そうそう、パブリックコメント、今後はトラックバックセンター化して、自分のブログにエントリーしたものをリンクする形でできるといいな。パブリックコメントのブラックホール化を避けられるから。
厚労省は「ネットでの販売は対面販売の原則が担保出来ないため、副作用のリスクがある」との理由で規制に動いているようですが、大半のドラッグチェーンでは購入者が自由に薬を選びレジに持って行くことで簡単に購入できてしまいますよね?
その間、薬剤師などと接することは殆ど無いわけで。
それのどこに「対面販売の原則」が保たれているのでしょうか?
ネットでは買いにくい薬も買え、メールで相談も出来るのに、何故?規制されるのか、疑問に思います。
けっこう切実な問題ですね。
わたしは関係ないから!ではなく、当事者の気持ちになって考える必要があると思います。
ぴよさん、ゆきさん、コメントありがとうございます。
ぴよさん
絶対に対面じゃないといけないというのは、完全に売り手の論理です。買う側の利便性や、現実的な安全性を無視して、他の論理を優先させている結果でしょう。
ゆきさん、
生活感覚を失っているとしか思えませんよね。
残念です。