先日、ユニクロの幼児用子供服に基準以上のホルムアルデヒドが検出されたというニュースがありました。
なんとなくホルムアルデヒドって有害だそうだけど、どのように有害なのか、どうして子供服に含まれてしまうのか、など疑問に思ったことがありませんか?そこで、ちょっとご紹介します。
1、ホルムアルデヒドとはなんなのか?
Wikipediaによると、メタノールを酸化して得られる有機化合物です。といっても私にもわかりません(笑)。水に溶けやすく、理科室にあったホルマリンはホルムアルデヒドの水溶液です。
ツーンとした刺激臭をもつのが特徴。接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられていて、シックハウス症候群の原因のひとつと言われています。また、衣類の縮みを防いだり、張りをもたせるために、主に天然繊維の加工にも普通に使われています。
2、ホルムアルデヒドはどんな害があるのか?
粘膜への刺激性を中心とした急性毒性があり、蒸気は呼吸器系、目、のどなどの炎症を引き起こします。皮膚や目などが水溶液に接触した場合は、激しい刺激を受け、炎症を生ずることがあります。
つまり建材の場合は、目や呼吸器への刺激により「シックハウス症候群」の原因のひとつとなります。
また衣類の場合は、炎症や発疹ができることがあります。赤ちゃん用の衣類の基準は、大人用の衣類にくらべて、ホルムアルデヒドの基準は厳しくなっています。
【家庭用品規制法によるホルムアルデヒド基準値】
乳幼児用(生後24カ月以内)のおしめ、おしめカバー、よだれかけ、下着、中衣、外衣、手袋、靴下、寝衣は16ppm以下。
子供・大人用の下着、手袋、靴下、寝衣は75ppm以下。
3、なぜホルムアルデヒドはいろいろな場面で使われるのか?
安価であることから、建材や衣類の加工などさまざまな場面で使われています。ただし、最近では建材でも業界で基準が作られています。
4、どうして子供服についたりしちゃうわけ?
ホルムアルデヒド自体は自然界にも存在します。だから乳幼児用服でもまったくホルムアルデヒドをゼロにするというのは至難の業。
また空気や水蒸気に吸収されやすい性質を持っているため、大人用の衣類と同じ倉庫においておけば、大人用の衣類の加工に使われたホルムアルデヒドが、意図せず、子供用の衣類についてしまうということもありえます。また倉庫が完成して間もないような場合も、倉庫の建材に使われたホルムアルデヒドがついてしまうことも十分考えられます。ですからよく、赤ちゃん用の衣類に透明の袋がかぶせてありますよね。あれは外からのホルムアルデヒドから赤ちゃんの衣類を守るためにかぶせてあります。
赤ちゃん用の衣類の加工にホルムアルデヒドを使わなくても、結果的に含んでしまうことは大いにありえます。だから、子供服メーカーは最新の注意を払っているわけです。
5、どう予防したらいいの?
今回のユニクロの幼児服がどういう原因で基準以上のホルムアルデヒドを含んでしまったかはわかりませんが、普通に家庭で出来る簡単なホルムアルデヒド予防法は以下です。
●室内環境について
新築の場合は、できるだけ低ホルムアルデヒドに対応した住宅を選んでください。もし、あまり配慮されていないような住宅に住まざるを得ない場合には、とにかく換気!最近では、有害な物質を無害化してくれるという光触媒の造花などもありますが、とにかく換気が一番です。
●衣類について
子供服の場合はなるべく透明の袋にはいったものを買ってください。あと、子供の服も大人の服も、洗えるものは、まず着用する前に洗濯して干すといいでしょう。そういえば、昔、母は肌着類を買うと、必ず一度洗っていましたっけ。
少し、わかっていただけましたか?
あまり神経質になることはないと思いますが、普通に、換気に気をつける、買ってきた服は一度洗う、赤ちゃん用の衣服は赤ちゃん用のたんすに入れる、そんな普通にできることをやればいいと思います。